2023/10/11 07:40
『言葉が持つ力』
古くから神仏などスピリチュアルな世界と縁の深い日本では、特によく耳にする「言霊」という言葉。
「言霊」が古くから認知されていた歴史を振り返ってみると、ただの迷信ではなく、夢に近づいたり、人間関係が改善されたりと、スピリチュアルな効果をもたらすものであることがわかります。
「言霊」の歴史は大変古く「言霊」に関する記述は1300年前に編纂された日本最古の書物『古事記』や『万葉集』にも見られるんですよ。
これほど昔から日本では【言葉には神秘的な力がある】と考えられていました。
たとえば神社でお祓いや祈祷をしてもらう時に神主さんが読み上げる『祝詞』も言霊の力を借りたものです。
また結婚式に「縁を切る」を連想するような縁起の悪い言葉(忌み言葉)を避けるのも、言霊信仰に基づくものですね。
「言霊」は大昔に存在した伝承ではなく、今もなお現代人に根づいている歴史的文化、また身近なスピリチュアルな力といえるでしょう。
“発した言葉が本当になる”という「言霊」のスピリチュアルな力は、日本だけでなく世界中で認められています。
良い意味を持つ言葉を発すれば幸せに、悪い意味を持つ言葉を発すれば不幸になる、とされるほど言葉には大きな力が宿っているとされ、海外ではよりポジティブな言葉を使うように勧められるほどです。
「言霊」は「言魂」とも呼ばれ、人の祈りが込められやすいことから、スピリチュアルな力が働きやすいとされています。
「言霊」は、現代での呼び方に言い換えるとすると「引き寄せの法則」や「アファメーション」にあたります。
どちらも自分を強く肯定する言葉の力を使って目標に近づいていく、という心理的な手法になります。
「私には無理」と自らを否定したり、
「失敗するかも」と結果を悪い方向へ決めつけたりするようなネガティブな言葉は、可能性の幅を狭めてしまったり、使い方を間違えると他者を傷つける事も簡単にできてしまいます。
それとは逆に「私ならできる」といったポジティブな言葉は心に良い影響を与え、潜在している力を最大限まで引き出すことができるので、結果的に願いが叶ったり、目標に届きやすくなったりするんですね。
つまり言葉の力によって、引き出せる能力と、もたらされる結果に大きな差が生まれるということです。
科学的にも、やる気を高めることで脳の分泌が活発化し行動的になると言われているので「言霊」は現代でも証明されている『人間の内なる力』といえるでしょう。
何度も言いますが【言葉には力があります】
使い方を間違えないでくださいね。
自身や他者を傷つけるような言葉ではなく、ぜひ自身をポジティブにする言葉、他者を幸せにする言葉を使い、愛を循環させていっていただきたいと思います💕
〜I hope these words reach you〜