2023/05/24 16:49


本日は「愛情とエゴの違い」についてお話しさせていただきます。


この2つは一見とても似ていて、それを取り違えてしまうと人は辛く苦しく感じてしまいます。


「愛情」はただそこにあるもので「エゴ」は何かを求める気持ちから生まれてきているのです。

ここで、とても厄介なのが「好き(愛情)と寂しい(エゴ)の境界線は、とても曖昧だ」という事。


感情を突き詰めて行くと、本質は相手ではなく自分にあるという事に辿り着きます。

友人、恋人、夫婦、全てに同じ事が言えます。


例えば

相手に逢えなくて寂しい。

優しい言葉をかけてもらえなくて寂しい。

相手の気持ちが分からなくて不安。

相手から確固たる言葉をもらえなくて不安。

そして、愛されているかどうかが分からなくて辛い。


このような感情に囚われると誰しもが苦しくなります。

苦しみから解放されたくて、自分から相手との関係を断ち切る事もあるでしょう。


では何故「寂しい・不安」と感じ、相手との関係が苦しく感じてしまうのか。

答えは明白です。

『軸』が自分ではなく、相手になってしまっているから。

『期待』を自分ではなく、相手にしてしまっているから。

自分の中にある寂しさや不安を、無意識に相手で埋めようとしているのです。


「寂しい・不安」というエゴは、自分の中の声でありそこに気づいて欲しくて現れます。

人はこれを「愛情」として勘違いしてしまうのでしょうね。

相手を通して埋めるのではなく、自分の中に「寂しい・不安」という感情がある事を知り、自分自身でそこを埋めてあげる事がとても重要になってきます。


きっとそこで「あ〜、私は愛されたいと思っているんだ。愛情が欲しいんだ。そっか、寂しいのか」と気付けるはずです。

そこに気付けたならば、自分で自分に愛情を向けて、めーいっぱい自分で自分を甘やかしてあげてください。

全ては自分の中にあります。

そうする事で、自分で自分に愛情を向け愛した上での視点で相手を見た時に、相手が自分にとって必要な存在なのか、それとも必要でない存在なのかが明確に分かってくると思います。


本来、愛情とはただそこにあるだけなんですよ。そこには期待もなく、不安もない。

ただそこにあるだけです。

あるだけで幸せと感じ、あるだけで満たされる。

それだけです。


皆さんは『愛情』と『エゴ』を勘違いしていまい苦しくなってしまっていませんか?

今苦しいと感じているのなら、きっとそれはあなたの中のエゴがあなたに気づいて欲しくて語りかけていますよ。


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